認知行動療法 第9回

今回の講義のテーマは『気分に及ぼす対人関係のもち方 / 自己主張をふやす』です。
人との関わりの多い少ないと、気分の良い悪いは相互に関係しているそうです。
たしかに、その通りですね。
気分を良い状態に保ち、豊かな人間関係を築くためには、周囲の人に好印象を与える工夫が必要です。
とはいえ、無理をして素の自分とかけ離れた人物像を演じる必要はなく、とりあえず悪い印象を持たれないようにという消極的な改善でもまったくかまわないそうです。


今回の講義で思ったのは、つくづく、朝の掃除を続けてきて良かったなぁということでした (*´∀`*)
散歩やジョギング中の人と挨拶を交わすだけでも"人との関わり"として刺激になります。
挨拶を交わすことが習慣化すると、お互いに声をかけやすくなって、少し立ち話をすることも時々あります。
そういう清々しい刺激が自分の気分を支えていてくれていたという実感は、確かにあります。


この"集団"認知行動療法も、人付き合いと気分の維持向上の好循環を作り出すひとつの機会なのでしょうね。
第1回目のとき、うつむいたままで全くしゃべらなかった参加者の方がいました。
『これが、躁鬱の自分とは違う、本場の鬱の人なのか Σ(´∀`;)』と驚き、どんな言葉をかけていいか分からず戸惑いました。
ですが、その方は回を重ねる中で少しずつポツリポツリと話すようになり、今日は笑顔で他の参加者と話してましたし、他の方の発表に対して発言したりもしてました。
と、なにやら上から目線で語ってますが、私自身も集団認知行動療法に参加し続けることで好循環のきっかけを掴み、毎週出席するのがとても楽しみになりました。


以前は、人付き合いを無軌道に広げていくことに負担を感じていましたが、今後は、『一度友達になったら永遠に関係を続けなきゃ』とか深く考えたりせずに(^ ^;)、良い意味で"行きずりの持ちつ持たれつな関係"を、気軽に築いていけたらと思います。


医療費 340円(自立支援医療 適用)
次回は11月6日です。