認知行動療法 第11回
講義は今回が最後です。
"落ち込みを予防し、自分の世界観・人生観を知る"
講義資料の中のこの言葉に強く惹きつけられました。
病気が悪化しないように準備しておく
落ち込んでから『さあ、どうしよう』と対処するのではなく、元気なうちから準備しておく。
今後も、落ち込むことは必ずあるんですからね (^ ^;)
1年前の自分なら、『予防も準備も必要ない! 今後は絶対落ち込まないんだから! てか、今バリバリ頑張ってるからそんな暇ないし!』と考えていたでしょう。
そして1ヶ月前の自分なら、ウェブで自分の気分と状態を報告するだけにとどまっていたでしょう。
しかし、今は誰かに報告するだけでなく、頼ろうとする覚悟があります。
また、ウェブだけでなく、現在最も身近な存在である両親に相談しようとする気持ちもあります。
振り返ってみれば、この3ヶ月でずいぶん考え方と行動が変わりましたね。
人生観について。
臆面無く発言しますが、人類の進歩に微力ながら尽くすのが私の目標であり、全ての人がそうすべきだと考えています。
特に重要なのが、同じ失敗を繰り返させないことですね。
失敗の記録を共有することはとても大事だと思います。
中国の大躍進政策(1958年-1960年)で、何が起きたのか、なぜ失敗したのかを情報共有しなかったばかりに、ポル・ポト政権のカンボジアや金日成の北朝鮮でも農業で同じことが起こって、多くの餓死者がでました。
『その失敗と全く同じこと、昔あったよね?』という例は歴史上たくさんあります。
で、現代。
せっかく情報通信の基盤は整ってるんですから、どんなことでも記録して、共有すべきなんですよ。
私がツイッターやブログで真面目くさった主張や恥ずかしい失敗談をさらして、その後も削除せず残しているのは、"腐っても歴史が好きな人間"として、歴史の教訓を自分なりに解釈し、インターネットの可能性に賭けているからです。
ウェブ上でのユーザの活動は、今でも余すところなく記録されて活用されてますが、今後もさらに迅速に徹底的に分析されて、現時点では考えられないような大規模な統計の基ともなるでしょう。
後世、この時代に対する誤った認識を正す根拠にもなるでしょうし、大量のデータに基づいた、一定の信頼性のある"歴史の教訓"が活用されることでしょう。
完全に心を許すのも危険でしょうが、私は、自分の人生の全てをデータとして役立ててもらうために、できうるかぎり開放的にウェブ上で活動しています。
ただ、そうやって"人類の未来のために!"と気負いすぎること、自分の人生観を周囲に押し付けることは危険だと重々承知しています。
こういう長文を投稿するのはほどほどにして、普段はツイッターで軽くつぶやくだけにします。
ほんと、140文字という制限は私にピッタリです (^ ^;)