XAMPP for Linux 1.8.2 導入記

【XAMPP for Linux
http://www.apachefriends.org/jp/xampp-linux.html


これまでの配布形式は圧縮ファイル(.tar.gz)だったのに、今回は実行ファイル(.run)です。
それほどつまづくこともなく導入できましたが、初めての経験だったので備忘録として。

環境
OS: Xubuntu 13.04
PC: DELL Dimension 1100 (32bit CPU)
XAMPPに求める機能: Apache, PHP, MySQL

目次
  1. 実行ファイルからインストール
  2. 初期設定
  3. 感想

実行ファイルからインストール


#DLしたファイルに実行権限を与えます。
$ chmod +x xampp-linux-1.8.2-0-installer.run

#ファイルを実行します。
$ sudo ./xampp-linux-1.8.2-0-installer.run

ウィザード形式でのインストールが始まります。


開発者用の機能は必要ないと思い、私はチェックを外しました。



WordPressとの連携の説明などは必要ないのでチェックを外しました。



インストールが始まります。
自動解凍の以前の方式よりも遅いですね…。


このまま起動してもMySQLやメールが起動しないので、チェックを外します。

これで完了です。
ver1.8.2で変わった部分はここまでです。


初期設定

いつも初期設定の手順のメモをどこに保管したか忘れてしまうので、ここにも書き残しておきます。
強引だったり作法に反したやり方だったりするかもしれません。
ツッコミお待ちしてます (*´Д`)ハァハァ
パーミッションの変更

#XAMPPが入ってる場所の所有者を自分に変更します。
$ sudo chown -R (ユーザ名) /opt/lampp

#一旦、全ファイルのパーミッションを変更します。
$ chmod -R 777 /opt/lampp

#特定のファイルのみ、パーミッションを変更します。
$ chmod 600 /opt/lampp/etc/my.cnf
$ chmod 644 /opt/lampp/phpmyadmin/config.inc.php

ドキュメントルートの変更(必要な場合のみ)
この手順は、DocumentRootをXAMPPデフォルトの場所(/opt/lampp/htdocs/)以外に設定する場合に必要です。
下記のファイルでDocumentRootに設定されているパスを検索し、それらすべてを任意のパスに置換します。
DocumentRootだけでなく、同じパスは全て変更します。

XAMPPの起動・終了
これまでと同じ手順です。
…つくづく、配布形式が変わった理由がわからない…(^ ^;)

$ sudo /opt/lampp/lampp start # stop, restart

OS起動と共にXAMPPも起動するように設定

$ sudo mousepad /etc/rc.local
赤字の部分を"exit 0"よりも前に追記します。

#!/bin/sh -e
#
# rc.local
#
# This script is executed at the end of each multiuser runlevel.
# Make sure that the script will "exit 0" on success or any other
# value on error.
#
# In order to enable or disable this script just change the execution
# bits.
#
# By default this script does nothing.
/opt/lampp/lampp start
exit 0

ver1.8.2では不要になった作業
以前の記事で紹介しましたが、ver1.8.1では"httpd-xampp.conf"に若干の追記が必要でした。
http://d.hatena.ne.jp/sutara_lumpur/20121222/1356157724


しかし、ver1.8.2では最初から正しく設定されているので追記は必要ありません。

感想

実行ファイルにする必要はあったのでしょうか?
以前はコマンド一発で自動解凍だったのに、ウィザード形式でだらだらと時間をとって…(-_-;)
まあ、未熟者の私にはわからない改善点があるのかもしれませんが。