【CakePHP】Form::month()のの英語表記を数字にする

【CakePHP 1.3.2】

【通常の解決策と、その問題点】

Formヘルパーのmonthメソッドについて。

echo $form->month('month');

上記だけでは、optionタグの中身がJanuary,February...と、
英語表記になってしまいます。
これを数字にする方法として、Cookbookでは'monthNames'属性を
falseにするようにと勧めています。

echo $form->month('month', null, array('monthNames' => false));

しかし、この方法では、optionタグの中身は01,02,03...と、
ひと桁の数字の頭にゼロがつけられてしまいます。
同じFormヘルパーのdayメソッドでは頭にゼロはつかないので、
生年月日を入力する場合などmonthとdayが並ぶ場合に、
どうにも統一が取れていなくて不恰好です。

【新たな解決策】

ライブラリのソースでは、下記のように、'monthNames'属性が
配列だった場合は、そのままoptionタグ用の材料として使う
ように記述されています。

【/cake/libs/view/helpers/form.php】

if ($options['monthNames'] === true) {

	$data['01'] = __('January', true);

	$data['02'] = __('February', true);

	$data['03'] = __('March', true);

	$data['04'] = __('April', true);

	$data['05'] = __('May', true);

	$data['06'] = __('June', true);

	$data['07'] = __('July', true);

	$data['08'] = __('August', true);

	$data['09'] = __('September', true);

	$data['10'] = __('October', true);

	$data['11'] = __('November', true);

	$data['12'] = __('December', true);

} else if (is_array($options['monthNames'])) {

	$data = $options['monthNames'];

} else {

	//'monthNames' => falseの場合はこちらへ。

	//『%m』は01〜12月のフォーマット指示子です。

	for ($m = 1; $m <= 12; $m++) {

		$data[sprintf("%02s", $m)] = strftime("%m", mktime(1, 1, 1, $m, 1, 1999));

	}

}

ということで、自分の望む形式の配列を作り、monthメソッドに
渡します。

【ビュー】

$monthNames = array();

for ($m = 1; $m <= 12; $m++) {

	$monthNames[sprintf("%02s", $m)] = $m;

}

echo $form->month('month', null, array('monthNames'=>$monthNames)).'月 ';

これで解決。

【感想】

ビューの中でいちいちfor文を書くのはめんどくさい…。
でも、monthメソッドを使う場面はごく限られているでしょうから。
ライブラリのform.phpを書き換えてもいいのでしょうが、
それは最終手段という気もしますし…。
やらずに済ませられるなら、そちらを選ぶべきだと思いました。