石原都知事の天罰発言の真意とは?

石原都知事の天罰発言を擁護する人々がいます。
いわく、
真意を汲み取れ、
正しい解釈をしろ、と。

石原都知事が、会見の中で言葉にすることができなかった主張、思いを、
天罰発言の前後の言動と態度から、探ってみました。

豪華外遊、高額の交際費、都の文化事業への親族・知人の起用など、自分自身の我欲あふれる行動を忘れ、『日本人のアイデンティティは我欲になってしまった』と嘆く愚かしさ。
『天罰』は明らかな誤りなのに、記者から『発言を撤回するか?』と問われてもそれには応じず、『日本人の我欲が…』と質問の趣旨とは違う答えを述べて、はぐらかす不誠実。
この後の別の会見で謝罪した際、『天罰という言葉が、添える言葉が足らずに』と述べ、この期に及んでも、失言ではなく説明不足という小さなミスということで片付けようとしている見苦しさ。
『深くお詫びいたします』と言いながらも、ちょこんと小さく頭を下げただけの、まったく反省の見られない態度。

以上のことから、
己の身を顧みずに他者の我欲だけを批判し、
思慮なく天罰という言葉を口に出してしまったものの
ギリギリに追い詰められるまで撤回せず、
ろくに謝罪もできない、
自分勝手で傲慢な人物像が浮かび上がってきます。

この件に関して都知事をかばう余地がないばかりか、
この人物の再選だけは必ず阻まなければならないという結論に至りました。

石原都知事の公費飲食さらに２３７万円元官僚の参与とも最高１回４１万円
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-12-27/2006122715_01_0.html