集団認知行動療法 第3回

講義

今回のテーマ
"考えと気分の関係"について。
何らかの出来事に遭遇する、または自身が引き起こす。
その状況を後ろ向きに受け止めてしまうことで心の重荷になり、ひいては鬱につながってしまうのだそうです。
資料に"うつ状態のひとが陥りやすい後ろ向きの考えかた"というリストがあるのですが…。


うつ状態のひとが陥りやすい後ろ向きの考えかた】
  • 全か無か思考(完全主義。物事を白黒に分けてしまう)

    (100%達成できなければ、全てダメ。ゼロだ!)
  • こころの色眼鏡(悪い面だけ見てしまう)
  • 拡大解釈と過小評価(欠点だけを見て、長所を見ない)
  • 結論の飛躍(悲観的占い。心の読みすぎ)
  • 過度の一般化(一つのことから全てを結論する)
  • 自分自身への関連付け(自分のせいにする)
  • すべき思考(必要以上にプレッシャーをかける)
  • レッテル貼り(『だめだ』などどレッテルを貼る)
  • 感情的な決め付け(自分の感情を根拠にして判断する)
  • マイナス思考(悪くすり替えてマイナスに考える)


もう当てはまり過ぎて困っちゃいます ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
…………orz
ほぼ全部当てはまるのですが、日頃から自覚している項目を緑字で強調しました。


このテーマにおける最終目標は、このような"出来事に対しての自分の受け止め方を見直す"ことだそうです。
外部からの刺激は防ぎようがない。
問題は、それをどのように受け止めるか。
また、受け止め方や考え方を"後ろ向き"から"前向き"へ180度転換するのは難しいので、"後ろ向き"の考え方を認めつつ、そこに別視点からの意見を積み増すという解決法を、この病院では勧めているそうです。


ホームワーク
で、今後2週間は、その日の出来事について、肯定の感想を持ったものと否定の感想を持ったものとに分けて記録していきます。
前回の"気分と睡眠の記録"も引き続いて行います。
それを聞いた瞬間、正直、"うわ、面倒だ! これじゃプログラミングのための時間が圧迫されちゃうよ。 僕は33歳で、もう1分1秒無駄にできないのに…"と思考してしまいました。
わーい、さっそく否定的に感じた出来事が起こったぞ♪
記録だ記録だー \(^o^)/
…………OTL…………orz


いや、ここで落ち込む必要はないのか。
自分の感情の変化に注目できたのは良いことだし、先生のおっしゃる通り認知行動療法にどっぷりハマって、就職の面接の際には『この期間、私は治療に専念してました!』と堂々と伝えればいいだけですから。


まとめ

今回の医療費は340円でした。(自立支援医療 適用)
次回は9月25日です。