認知行動療法 第10回

いつものように参加者がそれぞれ発言しました。
もうすぐ職場に復帰するけど不安な人、現在働いていて悩んでいる人に対して、生意気にもあれこれアドバイスしてしまいました。
……私自身、社会復帰した時に、どのような態度で職場の人々と接するのでしょうか。
どのような過程で職場に馴染んでいくのでしょうか。
あれこれ考えました。


# 『今まで心療内科で治療してましたが、もう大丈夫です!復活しました!バリバリ働きます! (;゚∀゚)=3』
…論外でしょうね。
すぐに無理がたたって消耗して疲れ果てて鬱に逆戻りでしょう。


# 『心療内科での治療を通して、悩みや問題を一人で抱え込まず、恥ずかしいとか迷惑かもしれないなどとためらわずに、周りの方々にどんどん相談しようと、自分の考え方を変える努力をしています。私も皆さんを頼りますので、皆さんも何か気づいた点がありましたら遠慮なくおっしゃってください m(_ _)m』
きちんと自分の鬱の経緯を説明して、周囲に心を開き、交流しようとする姿勢を示しています。
が、ちょっと近寄り難い印象も与えてしまうのではないかと思います。


だからこそ、そこで周囲がツッコミやすい"穴"をわざと用意しておけばどうか?
と、他の参加者の方に提案しました。
が…、今考えてみれば、それは逆に『危ない人だ』と誤解されてしまうかもしれませんね (^ ^;)


病気自慢・奇行自慢にならぬ程度に鬱歴をさらし、治療に基づいた対処法を示して安心させ、さらに『社会人として、もちろん努力はするけど、危ない時はみんな助けてね (/ω・\)チラッ』という子犬のようなしおらしい態度で、声をかけやすい人・助けてあげたくなる人という印象を与えるのが良いのかもしれません。
…世の中、そんなに甘くないですかね…? (/ω・\)チラッ
(↑これも子犬手法)


医療費 340円 (自立支援医療 適用)
次回は11月13日です。